患者様が望むこと。
可能な限り「痛みを抑え・歯を削る量を少なく・歯を残す」
この期待に応えるのが、
「いのうえ歯科式」虫歯治療です。
埼玉県桶川市泉1-7-22 |
患者様が望むこと。
可能な限り「痛みを抑え・歯を削る量を少なく・歯を残す」
この期待に応えるのが、
「いのうえ歯科式」虫歯治療です。
当院では、次の5つのステップを踏むことで可能な限りの痛みを抑えた治療を実現しています。
事前に、注射する部分に麻酔液を塗ります。
これにより注射時の痛みを抑えます。
医学的見地、そして経験から導き出したアプローチで痛みを最小限に抑えます。
1.痛点が少ない場所を狙う
2.表面から徐々に深層へアプローチ
3.針を動かすのではなく、お口全体を動かす
4.テンション(ひっぱり)をかける
その他いくつかの医学的知識を利用します。
蚊に刺されても痛くないように、針が小さければ小さいほど痛みは抑えられます。
当院では太さの細いの針を使い、ソフトに注射することで痛みを抑えます。
麻酔液と体内との「温度差」も痛みの原因となります。
そこで麻酔液を体温と同じくらいまで温め、体内との温度差をなくすことで、麻酔液が入ってきた時の痛みを軽減します。
バイブラジェクトとは、ゲートコントロール理論に基づいた痛みを抑えるための機器です。
ゲートコントロール理論とは、「患部に高い振動を与えることによって末梢神経を刺激し、脳へ痛みの感覚を伝達する経路を遮断することによって痛みを抑える理論」です。
毎分10000回振動するバイブラジェクト本体を注射器(電動注射器)に装着して使用します。
MIという言葉をはじめて聞いた方がほとんどかと思います。
MIとは(Minimal Intervention)の略で、直訳すると「最小の侵襲」という意味になります。簡単に言ってしまいますと、歯をできるだけ残し、削る量を少なくして治療を行おうという考え方です。
今までの一般的な歯科治療は、虫歯に侵された部分を削って詰め、そして削る部分がなくなれば歯を抜いてしまうというものでした。
しかし、近年では歯科材料技術の進歩もあり、今までの治療法とは異なる考え方が徐々に歯科界に浸透してきています。それがMI(できるだけ歯を残し、削る量を少なくして治療を行い、健康な歯を残していくという考え方)です。
ではなぜ当院はMIを推進しているのか?
それは、MIをしっかりと実践することで「歯の寿命が延びる」ためです。
当院で実施しているMI治療を少しご紹介します。
すべてのケースで行うわけではありませんが、「歯科用ルーペ(拡大鏡)」を使っての治療を実施しております。
下の画像を見てみてください。
「左の画像」が肉眼で見た時の大きさです。「右の画像」は歯科用ルーペを使用した際見える視界です。
歯科用ルーペを利用した方が、大きく見ることができるので、当然こちらの方が「繊細」な治療が可能になり、歯を削る量を少なくすることが可能になります。
虫歯の進行状態によって治療内容は変化します。
小さい虫歯であれば、「レジン」と呼ばれる白いプラスチックをつめます。
中くらいの虫歯であれば、皆さんご存じ、銀歯の「つめ物」をします。
大きい虫歯であれば、「かぶせ物」ですね。
虫歯が進行すればするほど歯を削る量は増え、その分、歯の寿命も短くなっていきます。
当院ではコンタクトリング・コンタクトマトリックスというものを使っています。
これを用いることで、通常であれば「つめ物」をしなければならない場合でも、「レジン」で済ますことができる手法です。
つまり、歯を削る量を少なくすることができるのです。
結構手間がかかる作業ですので、この手法を利用している歯科医院は珍しいかもしれません。
歯を削るドリルにも大きいものから小さいものまで多くの種類があります。
当然のことですが、大きいドリルを使うと歯を削る量も大きくなります。
小さいドリルを使えば、歯を削る量が少なくなります。
カリエスチェック液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。
虫歯治療を行う上で大切なのは、虫歯に感染した部分を除去することですが、通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきますので、時には健康な歯までも削ってしまう事があります。
しかし、このカリエスチェック液を使うと、細菌に感染した部分が赤く染まりますので、どこまで虫歯を削ればよいかがわかり、歯を削る量を少なくすることができます。
歯を削る時の「キュイーン」という音。
なんだか「ゾクッ」としますよね。
いのうえ歯科クリニックでは、なるべくあの音がしない配慮をしています。
あの音の原因は、エアータービンといって、空気の流れでドリルを回転させる事によって出る音です。当院では、なるべくこの音がしない電気モーターを使った5倍速のコントラアングルというものを使用しています。
また、まだすべての診療台には設置できていませんが、そもそも「キュイーン」という音が全くしないものも導入していますので、あの音が苦手な方、一度当院に来てみてはいかがでしょうか(笑)
虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。
ごく初期の段階(C0=経過観察)を過ぎてしまうと悪化の一途をたどります。
歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻らないという認識が大切です。
歯科医院では、虫歯の進行状況を、それぞれCO⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4という記号であらわします。
初期の段階であるCO(経過観察)の段階であれば、しっかりした処置をすることで歯を削らずに自然治癒(再石灰化)させることができます。
しかし、それ以降のC1~C4の段階になってしまいますと、歯科医院にて、しっかりした治療が必要となります。
C1 |
C1:エナメル質が溶け表面に穴があいている状態 虫歯の初期段階であるC1になると、治療が必要になりますが、虫歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、1回の治療で終えることができます。 |
C2 |
C2:穴が象牙質にまで拡大している状態 冷たいものを飲むことで歯に違和感を覚えるのは、C2の段階です。この段階までであれば、歯を削る量は可能な限り少なくすることができます。また、治療回数も1回~2回程度と短期間で終えることが可能です。 |
C3 |
C3:歯がかなり失われている状態 C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。C3以降の治療は、虫歯が神経に到達しているため、神経を除去もしくは除菌する治療が必要になります。そしてクラウン(かぶせもの)を装着することになります。治療回数は5~6回かかります。 |
C4 |
C4:歯の根しか残っていない状態 残念ながら、ここまできてしまった歯は基本的に残すことができません。しかし、周囲の骨、歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。まずはご相談下さい。 |
C4まで進んでしまった場合は、通常「痛み」はなくなります。
痛みがなくなったので「歯医者にいかなくてもいいや」と考える方が多いかと思いますが、その考えは非常に危険です。痛みがなくなったのは神経(歯髄)が死んでしまったからです。細菌はその間にも徐々に歯を溶かし腐らせていきます。
「痛みがなくなった=治った」わけでは決してないですので、早めに歯科医院にて診てもらう事が大切です。
詰め物・かぶせ物には様々な種類があります。
良く知られているのは、「銀歯」と呼ばれているものですね。
これは保険適用の素材であることにメリットがあるのですが、
「見た目」「金属アレルギー」「耐久性」「精度」などにおいてデメリットがあります。
かわって保険適用外(自費治療)の素材は、保険適用の素材と比べ「審美性」「体への優しさ」「機能性」「耐久性」「精度」などにおいて様々なメリットがあります。
保険適用外の素材に関してもっと詳しく知りたい方は審美セラミック治療または料金表をご覧ください。
素材別の特徴を詳細に説明しています。