歯のメンテナンス|いのうえ歯科クリニック|桶川

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埼玉県桶川市泉1-7-22
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お口の健康だけでなく、
身体全身の健康」も考えているのが
いのうえ歯科クリニックの歯のメンテナンスです!!

当院の歯のメンテナンスの「体制」、そして「考え方」

歯石や歯垢をしっかり除去し、虫歯・歯周病を防ぐための口腔環境を作ることは、歯科医院で行う歯のメンテナンスの基準だと当院では考えています。

その先にある「身体全身の健康」を見据えた治療・ご提案を当院では行います。

当院の歯のメンテナンスのスタイルを簡単にご紹介します。

1.当院では「広い意味」での予防を提唱しています

予防とは、「虫歯や歯周病を防ぐようにすること」と一般では考えられていますが、当院ではもう少し広い意味での予防を考えています。

例えば「歯並び」。

歯並びが悪いと、虫歯や歯周病になりやすくなりますし、発音障害、精神的コンプレックスにもつながります。これを早期に是正することで、お口の健康、ひいては精神的安定も得ることができ、様々な意味での「予防」となります。

当院では矯正専門医(女医)が在籍し、子供から大人までの歯並び改善を行っております。

詳しくは矯正歯科をご参照ください。

また、既に歯が失われてしまい、噛み合せがおかしくなっている場合に、入れ歯やインプラント、ブリッジを入れることで噛み合わせを安定させ、しっかり噛みやすいお口を作ることも「予防」と言えます。

院長

物をしっかり咬むことで脳に新鮮な血液が送り込まれるのですが、しっかり咬むことができないと、脳に新鮮な血液がいきわたらなくなり「認知症」の発症率が高まると言われています。

また、抜けた歯をそのままにしていると、他の健康な歯が倒れこんできてしまい、残った歯に噛み合わせの負担が集中し、その歯がグラグラしたり割れたりして失われるという悪循環が起こります。

つまり抜けた歯の代わりとなる入れ歯・インプラントなどを入れることで、お口の健康、そして、からだ全体の健康にもつながることになるのです。

このように当院では、お口の中だけで考えるのではなく、身体全体からの健康管理を考えアドバイス・ご提案をさせて頂いております。

2.予防には「生活習慣」の改善も含まれます

虫歯や歯周病予防には、歯垢・歯石・バイオフィルムを除去するだけではまだ足りません。

実は、あたなの「生活習慣」が原因で虫歯・歯周病を誘発していることが多々あるのです。

例えば、食事の内容・回数・時間帯、喫煙習慣、ストレス、睡眠時間などなど。

いくら歯科医院で直接の原因となる歯石などを除去したとしても、今までの生活習慣のままではまた虫歯・歯周病を誘発してしまう可能性があります。

「歯科医院での定期的なクリーニング」と「生活習慣の改善」。

この2つが、あなたのお口の健康を守るためには必須となります。

院長

しかし、生活習慣はなかなか改善できるものではないですし、お仕事やそれぞれの生活リズムがありますので、人によって対策は異なります。

患者様それぞれの性格、生活リズム、お仕事などを総合的に考慮し、無理のないプランをプロの目で御提案させて頂きます。

3.予防のプロである歯科衛生士は、患者様ごとの「担当制」です

当院では7名の歯科衛生士が担当制をとることにより、患者様のすべてのデータを生涯にわたり保存管理しております。

蓄積したデータや患者様との長いお付き合いの中で得た情報や変化をもとに、その患者様に適した質の高いご提案・治療をすることが可能となります。

歯磨きチェック(指導)をはじめとして、歯周病の再発を防ぐ処置、生活習慣に対するアドバイスやドライマウス、アンチエイジングなど・・・・。

また定期的に来院して頂くことにより、お互いにリラックスした状態で診療ができますので、コミュニケーションを楽しみながらお口の健康維持につながればと考えております。

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患者様へのメッセージ

医院理念である「患者さんを家族と思い診療に当たる」をモットーに、現在いのうえ歯科には老若男女たくさんの患者さんが来院しております。

小さなお子さまには未来があります。健康にすこやかに育って行く為には、小さいうちからの歯科検診が必要になります。

食育・歯列・習へき等、健康に育って行く為のお手伝いをさせて頂きます。

又、超高齢化社会になりつつある現在、健康寿命を延ばす為には、口腔内の管理が非常に重要になります。8020運動(80才で20本残しましょう)をご存じの方も多いと思いますが、歯を失ってしまうと食べる事が困難になってしまいます。

いつまでも元気に過ごす為には、お口の中が健康な状態でなければなりません。

私達歯科衛生士は患者さまが生涯に渡り健康である為のお手伝いをさせて頂きます。

当院では、バクテリアコントロールプログラム(細菌療法)という最先端の予防プログラムを行っています。

常にお口の中のトラブルが続いて体調が優れないという方はいませんか?

お口の中は健康の源です。

私達と一緒にお口の中の菌をコントロールし、改質改善をして健康寿命を延ばしていきましょう。

ご興味のある方はスタッフまでお声掛け下さい。

4.超音波による歯石除去「ピエゾンマスター」の導入

ピエゾンマスター

当院では、スイスのEMS社が製造している「ピエゾンマスター」を利用して歯石の除去を行っています。

この機器の特徴は3つあります。

特徴1 治療中「キ~ン」という音がしない

特徴2 歯・歯肉を傷つけにくい

特徴3 深い部分の歯石除去でも痛みを抑えられる

当院ではこの機器を3台導入しております。

この機器の導入により患者様の負担が大幅に軽減され、なおかつ治療効果も大幅に上がりました。

予防の嬉しい効果-本来の歯の白さに近づけます!!

歯のメンテナンスでは歯石・歯垢を除去し、虫歯・歯周病にならないための口腔内環境を作り出すのが主な役割ですが、この治療をすることで「本来の歯の白さに近づける!!」という患者様に嬉しい副次的効果があります。

これは歯石などを除去するとともに、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に除去できるためです。

つまり、定期的(3~6カ月に1回)にクリーニングに通う事で、虫歯・歯周病予防にもなりますし、歯の白さを維持でき一石二鳥という事です。

当院では歯を白くする方法として「審美セラミック治療」「ホワイトニング」も行っています。これらは「本来の歯の白さよりももっと白くする」治療法ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。

しかし、「自然な歯の白さ」と「お口の健康維持」を目的とされる方はクリーニングを是非お勧めします。ケースによってはクリーニングでも御希望の歯の白さにすることも可能となります。下の画像がクリーニング前とクリーニング後の比較です。

ビフォアー アフター

保険治療。クリーニングで歯の汚れを除去した症例。リスクは、特にありません。

歯磨きだけでは虫歯・歯周病は予防できない?!

「3~6カ月に1回はメインテナンスに来てくださいね!」

歯医者さんでの治療が終わり、このように言われたことはありませんか?

治療が終了して解放されたと思ったのに、「なんで定期的に通院しなければならないの?」と思った方も多いと思います。

これは、「毎日の歯磨きだけでは不十分」という事実があるためです。

歯ブラシ

日本ではTVコマーシャルなどが原因で「歯磨き万能主義」の考え方が幅を利かせています。

その歯ブラシや歯磨き粉を使えば、虫歯・歯周病にならないといったイメージですね。

しかし、現実はどうでしょうか?

もちろん、毎日の歯磨き習慣は大切なことです。

しかしながら、それだけでは虫歯・歯周病の予防ができないのも事実です。

その理由は、バイオフィルムとよばれる

歯磨きをしていても除去できない強力な汚れにあります。

このことをお伝えするために、患者さんには次のような例え話をすることにしています。

たとえば、毎日、台所の三角コーナーの中にある「生ごみ」を捨てますよね。

これがお口の中でいう、"歯を磨く"ことにあたります。

しかし、毎日、生ごみを捨てていても1ヵ月もすると、"ヌメヌメ"してきますよね。

実は、これと同じことがあなたのお口の中でも起きているのです。

この三角コーナーのヌメヌメをきれいにするためにどうしているでしょうか?

おそらく、クレンザーなどの強力な洗剤を使用して、元通りのピカピカの状態に戻しているとおもいます。

三角コーナーと異なり、お口の中では、このような強力な洗剤を使用することはできません。したがって、それよりも安全なものとして、普段、あなたが使用している歯磨き剤を使用することになります。

しかし、残念なことに歯磨き剤だけでは口の中の"ヌメヌメ"を落とし切ることはできません。

バイオフィルム

これが、毎日、歯を磨いていても虫歯・歯周病になってしまうメカニズムなのです。

お口の中にできる"ヌメヌメ"をバイオフィルムと呼び、虫歯菌・歯周病菌などにとってのバリアのようなものといえます。このバリアを壊さない限り、虫歯菌・歯周病菌などに直接効果的な攻撃を加えることはできないのです。

このバリア(バイオフィルム)を除去するためには、歯科医院で定期的にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる"プロによる機械を用いた歯のクリーニング"を受ける必要があります。

PMCT 手順

PMTCは、頑固な汚れであるバイオフィルム・歯石を除去するだけでなく、歯の着色汚れも除去することができ、歯の自然な白さに近づけます。また、歯がツルツルになり、お口の中がサッパリします。この爽快感は患者様に大好評です!

またPMTCでは、柔らかい特殊な器具を使うので痛みは抑えられます

コラム-「痛い時だけ通院する方」と「定期的に通院する方」の歯のライフサイクルと治療費の比較

痛い時だけ通院する方の歯のライフサイクル

定期的に通院する方の歯のライフサイクル

「3~6カ月に1回の定期的メインテナンスに行くのは面倒だし、費用も高くなりそうだな」と感じておられる方も多いと思います。しかし、結果はどうでしょうか。

ある歯科医院で統計を取ったところ、定期的に通院した方が約300万円も治療コストがかかっていません。

このような大きな差がついた理由としては、歯が抜けてしまった後の治療によります。

歯が抜けてしまった場合の選択肢として、入れ歯・ブリッジ・インプラントがあるのですが、これら自体の費用がかかることが大きな原因です。

また、虫歯・歯周病で歯を失った場合、特に対策をとらなければ1本だけでなく他の歯も連鎖的に悪くなっていきますので、このような差が出てきてしまいます。

金銭的なお話も大切ですが、歯科医師としてなによりも主張したい点は、

80歳になっても自分の歯でいられる」ことの素晴らしさです。

一般の方々は「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」とお考えの方がいると思いますが、事実は違います。若いころから歯科医院で定期的にメインテナンスを受けていれば、多くの歯を残すことが可能となるのです。

歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないと分りませんが、事実、生活の質が落ちてしまいます。食べられる食事がかなり制限されますし、お友達と会話や食事を心から楽しめなくなります。快適な老後を送るためにも、早いうちから歯のありがたみを理解し、日々のブラッシング、定期的なメインテナンスを生活習慣の1つに組み込むことが非常に大切となります。