日本口腔インプラント学会への参加-桶川市のいのうえ歯科ブログ
2012年9月24日
こんにちは。いのうえ歯科の井上です。
先日の連休に、「日本口腔インプラント学会大阪大会」に参加させて頂きました。現在のインプラント治療の最前線が集まるこの大会。それぞれの先生方の考え方などもご教授頂き、大変勉強になりました。私の出身大学の日本歯科大学の東京校、新潟校ともに集まり、熱いディスカッション(話し合い)などもありました。東京校の使用インプラントのメインは「ブローネマルク•ノーベル」、新潟校は「カムログ」インプラントです。当院で使用しているインプラントはこの2種類となっております。ですので、それらを使用したインプラント治療についての方法を色々聞くことも出来ました。
なお、今回の学会にてポスターになりますが、私も発表をさせて頂きました。新潟校の先生方と一緒に取り組ませて頂いたのですが、とても好評を頂きました。こちらも大変良い経験をさせて頂きました。
今回お世話になりました、先生方、業者の方々、ありがとうございました。この経験を毎日の診療に取り込んでいこうと思います。
(下の写真はポスターセッションの前で撮影しました。)
インプラント治療の人工骨について-桶川市のいのうえ歯科ブログ
2012年9月18日
こんにちは。いのうえ歯科の井上です。
インプラントのセミナーに参加して参りました。今回は「長期的な予後を考えたインプラント治療」についてです。
インプラント治療を行うときに、骨が少ないときに用いる「人工骨」。動物性のものや、人工のもの、他家骨(人)など、色々なものがあります。この人工の骨を使用するときに考えなくてはならないのは、長期的に安定している材料なのか?ということが重要なのですが、人工の骨の種類によって使用方法、考え方があります。私が一番に考えるのは、「からだにとって、安心出来る材料かどうか?」ということを一番に考えています。
基本的には、人工の骨は、時間をかけて患者さん本人の骨に置換(置き換わる)するのですが、医学的に研究され、長期的にからだにとって安定しているものを用いていきたいですね。現在私がメインに用いているものは「HA」アパタイトといわれ、人工的に作った材料を第一選択肢としています。動物性のものも長期的に安定しているとの研究もしっかりとありますが、現在いのうえ歯科では、人工的に加工したHAの骨を使用しています。研究データももちろん重要ですが、実際に自分が使用して安定しているという実感、というものも重要なのではないかと思います。
インプラントを入れるには骨が少なくて難しいといわれた患者さんも、もしよろしかったら当院で、CTを撮影し、必要であれば骨を増やす処置を行って、安心したインプラント治療を考えてみてはいかがでしょうか?
いのうえ歯科 スタッフ募集中☆
2012年9月11日
こんにちは。
ただいま、いのうえ歯科クリニックでは
『受付 兼 助手』を募集しています。
患者さんと笑顔で長くお付き合い出来る医院作りを
一緒にして行きたい!と意欲のある方、お待ちしています♪
※ご応募は、最寄りのハローワークにお問い合わせ下さい。
骨の少ない場合のインプラント治療-桶川市のいのうえ歯科からのご提案
2012年9月4日
こんにちは。いのうえ歯科院長の井上です。今回は、骨の少ない患者さんへのインプラント治療を行いました。
この患者さんは、上あごにインプラントを行いたかったのですが、上あごには副鼻腔といって、鼻の奥の空洞がせまってきてしまい、インプラントを普通に入れてしまうと、インプラントが鼻の奥に入ってしまう場合があります。この場合には「サイナスリフト」といって、鼻の奥に骨を作って、安全にインプラントを入れていく方法があります。下のレントゲン写真、左上は術前、真ん中は骨を増やした後、右下はインプラントを入れた状態です。実はサイナスリフトを行う場合には、鼻の奥をあけるときに、空洞を傷つけないように、そして動脈もありますので、CTによる診断が欠かせません。いのうえ歯科ではもちろんCTによって診断し、安全に行っております。患者さんも腫れもほとんどなく、安心してインプラント治療を受けて頂けました。
もし、骨が少なくてインプラントをあきらめたという方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談下さい。