一本松と歯の共通点
2012年05月31日
目的がなくても、本屋さんに行くことが多いです。
「何か面白いものはないか・・・」と。
そこで見つけたのが、この一冊。
『僕たちのために咲いてくれるんだと、
今年は思っていいですか
「桜を見上げよう。」Sakura Project』
有楽町ルミネで今春に行われた、
桜のイベントの本です。
プラントハンターの西畠清順さんと
クリエイティブディレクターの箭内道彦さんの本、
おまけに市橋織江さんの写真付ということで、
間違いないだろうと思い購入♪
その中に、ドクターの姿に通じる文章があったので
少し引用させていただきます。
岩手県、陸前高田市の一本松の話から・・・。
松を歯に置き換えて考えてみました。
『「歯(植物)を見る」時は「どんな色で、どんな大きさなのか」とか、
見てくれの事だけではない。
特に、歯(木)が生きている、その歯(土)の中について、見ている。
実際には、見えないから、知識を総動員して、
予測すると言ったほうが正しいかもしれない。
歯(土)の下をどれだけ予測できるかが、生命線でもあるのだ。
枯れてしまった根っこから、
いつもなら予想しかできなかった
歯(土)の中の状態が見えていた。
根っこが、どんな風に伸び、見えない歯肉(土)の中で、
歯(松)は、「生きるための設計図」をどう描いているのか。
歯(植物)が生きるために生み出した、とても美しい姿がそこにあった。』と。
本当に、毎日毎日、知識を総動員させ、
レントゲン写真やCT画像などを見つめながら
患者さんの事を思い、『その治療での最上級』を目指しているのです。
私の目にはそう映ります。
患者さんが目にすることがない、診療時間外のドクターの姿です。
少しでも雰囲気が伝わるといいな。。。
ちなみに、この一本松は、
7万本もあった松原の中で津波の被害にあいながらも、
奇跡的に一本だけ残ったので、復興のシンボルとされていましたが、
残念ながらすでに枯れてしまっているそうです。
思うほどつよくもありません。
現状維持、それ以上を目指して一緒に頑張りましょう♪
P.S 代々木VILLAGEに西畠さんの植物庭園があります。
とっても面白かったですよ。
その話は、またいつか。
受付 石井

