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妊娠中の歯科治療💡

2021年05月21日

今回は、『妊娠中の歯科治療』についてお話ししたいと思います😊

 

妊娠中は女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が増加し、

この影響で歯周病菌が増え、歯肉に炎症を起こすことがあります。

また、つわりの時期は十分なブラッシングができず虫歯や歯肉炎・歯周病になりやすいです😵💦

一般的に、妊娠中に歯が痛くなった場合は歯科治療を行うこともできますが、

妊娠初期や後期には応急的な処置が中心となります。

妊娠中期に入ると身体も安定してくるので、通常の歯科治療がほとんど可能です😀

歯科医院にかかる際には、妊娠中であることを伝え、歯科医師と相談しながら進めていくことが大切です🍀


 

 

妊娠中の歯科治療Q&A

Q:麻酔について💉

A:治療で使用する局所麻酔は部分的に効果があるものなので通常量であればお腹の赤ちゃんに麻酔薬が届くことはなく、母子共に危険性がないことが報告されています。歯科治療で一般的に使用されている麻酔はキシロカインという薬で、無痛分娩にも使用されているので問題はありません。局所麻酔の使用を避け、治療中の痛みを我慢することによるストレスを考えると安定期であれば局所麻酔を使用したほうがよいでしょう☺️

Q:投薬について💊

A:治療後に投薬が必要な場合がありますが、抗生物質であればセフェム系やペニシリン系、鎮痛剤であればカロナールやアセトアミノフェンが安全であると報告されています。投薬が必要な場合は妊娠の時期や状態などを考慮して処方しています。痛みや腫れを我慢して母子共に負担をかけるよりも、歯科医師の指示に従い服用し、最小限の量に留めるようにしましょう💡

Q:レントゲンについて📷

A:妊娠中のレントゲン撮影をすると放射線による被曝がお腹の赤ちゃんに影響するのではないかと不安になる方も多いかと思いますが、歯科で使用されるX線撮影は腹部から離れており、お腹の赤ちゃんへの放射線の影響は少ないと考えられています。防護エプロンを着用することで被曝量をさらに軽減することもできるため、赤ちゃんの影響はほぼありませんし、レントゲン撮影で得られる情報によって正しい診断、治療を行うことができます😌

 

いずれも、必要性と安全性を考え、適切な時期や分量を十分考慮し、場合によっては通院中の産婦人科の先生に確認して治療を進めていきます💡

妊娠中はホルモンバランスが変化するため、むし歯や歯ぐきの腫れが進行しやすので出産後までまって症状がひどくなる前に安定期での治療をおすすめします!!

妊娠中でない方も、普段からしっかりと定期的なメンテナンスを行ってくださいね😄✨

 

妊娠中の歯科治療について | 佐賀市の痛くない歯医者さん「佐賀ん歯科・こども歯科」